データ連携サービス
クラウド連携サービス「DataSpider Cloud」を自社で開発し、多くの企業に導入することでこれまで培ってきたデータ連携のノウハウをもとに、AWSとオンプレ環境にあるシステムやSalesforceなどのクラウドサービスを連携させる仕組みを構築します。
データ連携の事例
プロジェクトの中で対応してきた、さまざまなシステム連携を、課題と解決策とともにご紹介します。
Case.1 Salesforce ⇔ S3連携
概要
Salesforce上に登録した顧客情報に対して紐付いた画像データをAWSに格納して管理。
顧客情報と画像データの一括管理を可能に。
背景・課題
・大量の画像データを扱う必要がある
・画像データ一括登録が必要(一晩で数百ファイル)
・Salesforce外からも、ファイルサーバのようにアクセスできる必要がある
解決策
・Amazon S3をストレージとして活用
・Salesforce⇔S3を裏で紐付
・UIはSalesforceに統一
Case.2 Salesforce ⇔ BIシステム連携
概要
Salesforce上に登録されているデータと社内システムのデータをマッチング処理し、BI(ビジネスインテリジェンス)システムに蓄積。より詳細な分析、統計処理が可能になり、店舗への手厚い販売支援を実現。
背景・課題
・複数システムからデータを収集する必要がある
・収集したデータの加工が必要
・詳細な統計処理、分析、グラフ表示し、レポート配信を行う必要がある
解決策
・Amazon EC2にBIシステムを構築
・Salesforceと基幹システムのデータをマッチング
Case.3 Salesforce ⇔ RDS連携
概要
外部システムで作成されたマスタデータをAWSに蓄積。
Salesforceから呼び出すことで、マスタの一括メンテナンスが可能に。
背景・課題
・大量のマスタデータを格納する必要がある
・データの取り込みはバッチで一括実行する必要がある
・Salesforceにデータ登録する際、マスタデータの検索を実行したい
解決策
・Amazon RDSをデータストアとして活用
・Salesforce⇔RDSを裏で紐付
・UIはSalesforceに統一
Case.4 Salesforce ⇔ RDS連携(アーカイブ)
概要
Salesforce環境にある保持期間の長いデータ(10年以上)をAWSにアーカイブ。
検索画面をSalesforceに用意し、Salesforce内のデータと同時に検索することが可能に。
背景・課題
・検索頻度の低いデータの保持
・長期間のデータ保存
・データ保持によるパフォーマンスの低下
解決策
・Amazon RDSをデータストアとして活用
・Salesforce⇔RDSを裏で紐付
・UIはSalesforceに統一
このような方にオススメです!
・Salesforce上のデータを安価なAWSサービスに置き換えたい。
・連携サーバを立てるコストを削減したい。
・複数システムからデータを収集する必要がある。
・保存期間の長いデータによるパフォーマンスの低下を改善したい。