雨の中あんまり知らない Green Day を結構近くで体感するの図
みなさん初めましてこんにちは。 かなり可哀相な英語力を持つ渕上です。ついでにそこそこ雨男です。 でも昨夜はそんな(?)雨の中、カッパを着込み、しっかりとGreen Dayを楽しんで来ました! 結構前で見れて満足してたら、他の社員が最前列にいてにピックをもらうという‥持ってる人は違いますねー。
そんな感じで、現在サンフランシスコで開催中のDreamforce2013のレポートを現地よりお届けするシリーズ3日目は、 「Supercharge Your Mobile Strategy with Salesforce1」というKeynoteを紹介したいと思います。
Salesforce1について語るKendall Collins氏の図
はじめに
モバイルの販売台数がPCを上回り、とにかくモバイルをやらなければいけないと考えました。 昨日の基調講演でも言った通り、全てのデバイスの後ろにアプリがあり、消費者がいます。そして2017年にはエンタープライズのアプリの90%がモバイルになるでしょう。 現在、携帯アプリの中で、エンタープライズは20%程度しかありません。
それは何故か。 OSやデバイスが異なる為、コネクトが難しい、 カスタマイズやアップグレードによるコスト負荷が大きい、 といった課題があるからです。
だからこそ、私たちは「Salesforce1」を作成しました。 「Salesforce1」は、「Developers」「ISVs」「Admins」「Users」「Customers」をターゲットとし、あらゆるデバイスにも対応しました。 「Salesforce1」は、私たちが培ってきた「Chatter Mobile」「Salesforce Classic」「Salesforce Touch」「Logger」「Forcepad」という、モバイルアプリの経験を統合したものなのです。
Make the Salesforce1 App Your Own Creating Amazing Custom Apps
様々なデバイスでの表示を説明するClarence So氏の図
※機能紹介デモ
- ChatterFeedの参照
- 請求や承認
- 多様なアプリの使用
- アプリの検索、予測
- リストビューの使用 (リストビューへの追加は、drag & dropで可能)
- バリデーション
- 言語などのローカルルールの反映
- カスタムボタンやVisualforceの使用 (VFページでチェックを入れるだけ)
- 様々なAppExchangeの使用
つまりは、Salesforceの機能と多様なアプリを使用し、OSやブラウザを選ばず簡単かつ迅速にカスタマイズも可能なため、「いつでもどこでもその人に合せた仕事をすることが出来る」というデモでした。
Developers: Use Our APIs to Build Any App
※ADP事例紹介ビデオ
- 携帯から夕食が予約出来る
- 仕事がどこでも出来る
- 数秒でアプリを作り有効化出来る
- 携帯で重要な情報を顧客に提供出来る
インタビューに答えるADPのDan Page氏(右)の図
※インタビュー
Q.過去10年でSalesforceで何をされましたか?
A.自然に進化しましたので、各々で別々の進化を遂げ、複雑な状態となりました。統合する為にモバイルは必須で す。モバイルを使えば、複雑性を無くすことが可能になると考えています。
Q.モバイルポートフォリオはどうですか?
A.見込み客の抽出や、プレゼンに使用するコンテンツを携帯で見せれるようになりました。
Q.次の1年についてはどうなされますか?
A.Salesforce1での統合と、複雑性を減らすことへのチャレンジです。また検索しなくても、データがプッシュされるようにしたいと考えてます。
この場でページを作ってみせるClarence So氏の図
Mobile SDK
※LiveでSalesforce1のページ作成デモ
- Developerは会社のブランドが分からないが、プロのWebデザイナーが作成した既存のWebサイトのCSSを利用し、フォントやデザインをそのまま使うことが可能
最終的には30行程度のコードでの実装となり、所要時間も5分とかからない驚きのスピードでした。
インタビューに答えるL'OrealのRich Scuteri氏(右)の図
※インタビュー
Q.Salesforceをどう使ってますか?
A.5年程Sales Cloudを使用し、プロフェッショナルのProductだけを使っています。まずはプラットフォームを繋げてくれたコネクティビティの具現化が必要だと考えてます。
Q.次のステップは?
A.2つのテーマがあります。一つは情報ツールとしての充実。 もう一つはカスタマーとのエンゲージです。具体的には、Eラーニングや、コミュニティの強化、プラットフォームのビルド、ブランド力強化等です。これらを社内でツールとして出していきたいと考えてます。
といったインタビューの後、軽くスタートガイドの紹介があり本セッションは終了しました。 個人的には調子良いことばかりだなあとかいう気持ちは否めないところもありますが、やっぱり新しい物に対する期待もありますね!
さて、弊社今岡のブログでも紹介しましたが、「TerraSky Power Night ?Dreamforce Feedback-」を開催します。 今回ブログでは紹介出来なかった情報なんかも提供出来るかもしれませんので、興味ある方は是非ご参加ください。