初ブログでDreamforce記事を担当することになりました、テラスカイ輩です。ご指導ご鞭撻宜しくお願いします。
ここで、Dreamforceに参加したワンセッション「Salesforce for IT Keynote The Platform for Modern Apps」について、自分が得たものを皆さんに共有いたします。
Salesforceセッション発表内容
セッション紹介
我々の今日の仕事と関連技術はどんどん進化しています。
クラウド、アプリ、モバイル、AIは、私たちの世界に革命をもたらしています。
顧客は今、過去のスクラッチ開発より、もっと快適なシステム構築を期待しています。
しかしたくさんのIT企業は、新しいソリューションを構築する為の開発者が不足しています。
このセッションで主張されたメインキーワードは「Experiences People Love 幸せなユーザ体験」です。
システム構築において、皆さんを困らせたすべての壁をSalesforceのプラットフォームが代わりにカバーしてくれます。
技術壁の解放から、顧客のビジネスに専念し、より「幸せなユーザ体験」を実現できるでしょう。
Data ⇔ IdEntity ⇔ Community ⇔ User Experience ⇔ Logic ⇔ Mobile ⇔ Analytics ⇔ Journeys ⇔ Ecosystem ⇔ IoT ⇔ Open Frameworks
(No Code ⇔ Low Code ⇔ Code)
より簡単にNoコーディング、Lowコーディングでシステムを構築することで、開発者以外の人もシステム構築に参加できるようになります。またコーディングによって、拡張性のある機能と要件を実現できます。
更に、Dreamforce2016で発表した眼玉機能アインシュタイン(Einstein)機能によって、システムがより知能的に手伝ってくれます。
アインシュタインは「傾向予測」、「ユーザのニーズを予測」、「ベストな解決案のお勧め」をサポートします。よって開発者の皆さんはアインシュタインを使って、簡単に素早くAI-poweredアプリを作ることができます。
詳細は、AIキーノートとアインシュタインエリアへ
もっと簡単に速く(Faster)、信頼(Trusted)、統一性(Together)、この3つのサブキーワードを通して、Salesforceプラットフォームを使ったシステム構築を紹介します。
もっと簡単に速く(Faster)
Salesforceプラットフォーム上でのシステム構築はメタデータの設定により、素早く簡単にシステムを構築する事ができます。他のプラットフォームの場合、ネットワーク構成、インフラストラクチャ、複雑なコード、アプリケーションサーバー、モバイル、ユーザーテスト、検査(テスト?)、セキュリティのコントロールなど、たくさんの課題を考慮する必要がありますが、Salesforceではメタデータを編集するだけで、これらの課題を簡単に素早く解決できます。数か月間のプロジェクトがただの数週間で構築できるようになります。
またLightning Experience、Salesforce 1モバイル、Lingtning Bolt、Herokuを経由して他のシステム連携まで(Bring Your Own)1つのプラットフォームで構築することができます。
信頼(Trusted)
Salesforceはセキュアな性能と安全性において、最も信頼できるエンタープライズクラウドを実現しています。また17年間の技術革新を続け、世界で最も信頼できるプラットフォームを維持します。
例えば、SalesforceはShieldを提供し、安全性を新たなレベルに引き上げました。 これによりライトニングログイン 、セキュリティヘルスチェック、自分なりのキー作成(Bring Your Own Keys)等、より安全なアプリケーションの構築が実現します。
また是非、多彩なコミュニティに参加してください。
Success Community、Developer Community、User Groups、IdeaExchangeTrailheadBadges
ここで軽く、SalesforceDXをご紹介します。
SalesforceDXは、Salesforceアプリケーションへの継続と連携を支援します。
詳細はDeveloperセッションとSalesforceDXをご参考ください。
「Soure-driven development」、「Rapid testing and deployment」、「Open and standard developer experience」
統一性(Together)
「ZENEFITS」社の事例のように、複数デバイスを使用したシステムを、一つのプラットフォームに統一性を持つ機能として実装でき、業務運用成功への実験談を説明しました。
まとめ
このセッションに参加した私個人の感想ですが、Salesforceは、自由に機能を構築する他のプラットフォームと比較して、よりシンプルで使いやすく、連携しやすいシステムの構築を目指していることを強く感じました。
専門的な部分は、プラットフォームのプロ達が解決してくれますので、私たち開発者は最も重要な「ユーザビジネス」に注力するようにというメッセージを頂きました。まさにパッケージ化したプラットフォームと思っていいでしょう。
世の中のビジネスの進化に対して、追いついていないIT技術を1段階レベルアップさせようとしています。より汎用化し、幅広い開発リソースに対応させる戦略ではありません。これでは「開発者」との壁は解決できません。
Salesforceプラットフォームでは、管理者、マーケティング担当、分析者も開発できるように、「開発者の壁」そのものを解決するプラットフォームを目指そうとしています。 (2007年時はTrailheadはありませんでしたが、現在では毎年数億円をかけて、Trailheadを無料で提供しています。)
最後に、こんなに素敵なイベントに参加させて頂いた自社に感謝を申し上げたいです。本当にありがとうございます。
少し、自慢させてくださいwww -- テラスカイ 輩 世光。