テラスカイ、関西電力送配電のフィールドサービス業務の変革を支援
2021年11月10日
株式会社テラスカイ
テラスカイ、関西電力送配電のフィールドサービス業務の変革を支援DX実現に向けSalesforceを活用し業務の高度化を推進
株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、関西電力送配電株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:土井 義宏、以下関西送配電)託送営業部門が実行する、現地訪問管理業務の抜本改革を支援いたします。
関西送配電は、電話連絡や帳票への手入力など属人管理に頼っていた業務にスマートフォンやクラウドを活用して、ディスパッチやルート設定、現地での作業結果のリアルタイム連携など、託送業務の高度化を目指します。テラスカイは、業務改革の推進パートナーとして、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するフィールドサービス管理ソリューション「Salesforce Field Service」を中心としたシステム設計・構築と、既存の社内システム、現場作業員が利用するスマートフォンやSalesforce Field Serviceモバイルアプリとのシステム連携を担当します。本プロジェクトは、2021年4月からシステム設計を開始、2022年内の運用開始を目指して推進します。
【業務改革の背景】
託送営業部門における現地訪問作業では、旧来の紙の帳票やハンディターミナル端末を中心に業務運用をしており、作業員は帰社後に、帳票に加えシステムへの情報入力といった作業をおこなっていました。この運用により、作業員に大きな負荷があることに加え、お客さま窓口であるオペレーター、ディスパッチ業務担当者、業務管理者など、関係者への情報共有に時間がかかるなど課題となっています。
関西送配電はこのような旧来のシステム運用による課題を解決すべく、2022年に迎えるハンディターミナルのリプレイスにあわせて、システム全体の見直しと業務の抜本改革に乗り出しました。
【システムの基本方針】
関西送配電は、常に最新の技術を活用でき、また開発期間を短縮できるメリットを鑑み、クラウドの「フィールドサービス」システムを導入することを決定。複数のITベンダーから提案を受けた結果、ベンダーをテラスカイ、製品はSalesforce Field Serviceを採用し、以下の基本方針で業務改革を推進していくことを決定しました。
- 可用性、拡張性、カスタマイズ性が高いSalesforce Field Serviceを採用することで、常に最新要素を搭載したスマートデバイス活用を実現する
- Salesforce Field Serviceに情報を一元管理することで、作業状況等の必要な情報を必要なタイミングで確認できる、リアルタイムデータ連携を実現する
- Salesforce Field Serviceモバイルアプリの活用により、作業員は訪問先でも必要な情報をセキュアに持ち歩きが可能になり、端末内に必要な情報を全て確認できることで、ペーパーレス化を実現する
テラスカイは、関西送配電が期待効果とする、作業員やディスパッチ業務担当者の業務負荷の削減、効率向上の実現に向け、支援をしてまいります。
【イベント告知】 関西電力送配電株式会社 情報技術部 託送システムグループ チーフマネジャー 南浦 大輔様が『TerraSkyDays 2021 Online』にご登壇します。
11月25日(木)16:15 - 16:50
フィールド業務にクラウドサービスを適用し、業務変革を前進「関西電力送配電のDX推進のリアル」