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2022年 年頭所感

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2021年は、2020年に引き続き、コロナ禍が色濃く生活に影響を与えた年でした。企業活動においては、新しい働き方への完全シフトやDX加速を目指す企業が多数いらっしゃいました。私たちテラスカイにおきましては、そのような企業の支援をする機会が増えており、顧客とともに成長を感じた一年でした。

また昨年は、IT業界においては「リスキリング」と「内製化」の重要性が一段と認識された年でもありました。
私たちテラスカイグループとしても、2021年2月に「テラスカイ・テクノロジーズ」を設立し、非IT人材のデジタル人材へのリスキリングをサポートしております。2021年12月の段階で60人の社員が在籍、すでに40社の顧客企業にSalesforceアドミニストレーターとして派遣しています。社員の中にはコロナの影響を受けて事業縮小を余儀なくされた業界から転職されてきた方も多くいます。新たな環境で専門スキルを身に着けて、キャリアを再開発した社員が日本のDXを支える一助になっていることは、大変喜ばしく、誇らしい実績です。
運用・保守などの定型業務を外部人材に任せられることで、開発に集中できるようになり「内製化」のスピードが一層早まったという企業の声も多く寄せられています。テラスカイは、外部に開発を依頼しないインテグレーターであり、「内製」ノウハウは社内に蓄積されております。このノウハウを顧客企業と共有し、ともに高みを目指していく所存です。

テラスカイでは、企業が見据えるべきはDXの実現だけではなく、2030年における企業成長の実現が重要であると訴えております。今後量子コンピュータによって、破壊的なパラダイムシフトが起こります。環境問題への取り組みを前進させ、市場における国際競争力を持つためには、量子コンピュータの活用が必然です。既に、2019年に設立したQuemixでは、実用化を見据えた国や、企業の依頼を受け、量子コンピュータ・擬似量子コンピュータを活用した最適解の研究・開発を進めております。クラウド、AI、ビッグデータと量子コンピュータを掛け合わせた、テラスカイグループならではの実践的な支援ができるべく、更なる準備を整えてまいります。

2022年、テラスカイは、更なるIT人材の育成と、グループが持つ技術力によって、日本のIT業界の成長に一層貢献いたします。企業にもっとも信頼いただけるクラウドのリーディングカンパニーとして、本年も尽力する所存です。

皆さまのご健勝を心より祈念し、年始の挨拶とさせていただきます。

株式会社テラスカイ 代表取締役社長 佐藤秀哉

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