テラスカイ、BIGLOBE新サービスの業務システム開発を支援
2022年5月16日
株式会社テラスカイ
テラスカイ、BIGLOBE新サービスの業務システム開発を支援Salesforceを中核に約5か月で構築し、機動的なサービス開始を実現
株式会社テラスカイ(東京都中央区、代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、ビッグローブ株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:有泉 健、以下ビッグローブ)が2021年に開始したZ世代向けモバイルサービス「donedone」の業務システム開発を支援しました。ビッグローブでは、スピーディな事業展開に相応しい運用システムの構築を目指しSaaSを積極活用する方針をとり、約5か月間での開発を実現しました。テラスカイは、業務システムの核となる「Salesforce Service Cloud(提供:株式会社セールスフォース・ジャパン)」の開発と、基幹システムと周辺システムの連携をおこなう「DataSpider Cloud」の連携開発を担当しました。
【新システム開発背景】
モバイルサービスは仕様変更が頻繁に発生し、サービス提供会社にとってシステムの開発・保守コストは非常に大きな負担です。加えてビッグローブでは、従来のオンプレミスで築いたシステムが足かせとなり、スピード感を持ったサービス展開ができないことを課題としていました。そこで「donedone」のローンチを機に、スピーディな事業展開に相応しい運用システムの構築と構築手法の開拓を目指しました。SaaSを積極活用したシステム設計をすること、スピード重視のアジャイル開発手法の実績を作る方針のもと、プロジェクトを進めています。
【開発プロジェクト】
開発は2020年11月に開始、2021年3月に構築を完了しました。5か月という短期間でモバイルサービスの運用システムを実現できたポイントとして、以下があげられます。
- SaaSパッケージを積極的に活用し、業務プロセスを標準機能に準拠した
・業務システムはサポート部門で運用実績があるSalesforce Service Cloudを採用 - 基本設計には時間をかけて、綿密に設計してから開発に着手した
- 疎結合を重視したアーキテクチャを設計した
・連携に「DataSpider Cloud」を採用し、バッチ処理とデータ変換を行う
ビッグローブは今回の実績をもとに、サービス運用に関わるレガシーシステムのクラウド移行を加速し、ユーザーニーズに合ったサービスの迅速な提供と、効率的な運用体制の拡大を目指していく予定です。
donedoneの運用システム構築の責任者、ビッグローブ株式会社 ワイヤレスインターネットサービス部 サービスデザイングループ グループリーダー 藤井 俊介様からの
コメント
「今回、Salesforce開発を当社が目指す納期で対応できる、と手を挙げてくれたのが唯一、テラスカイでした。今後もテラスカイのような実績を持つパートナーとともに、Salesforceの利点を最大限引き上げていき、業界トップクラスの運用効率とサポート品質を持つコールセンターを目指してまいります。」
*本文中に記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。