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「SkyVisualEditor」V19.0をリリース

2023年7月31日
株式会社テラスカイ

「SkyVisualEditor」V19.0をリリース

株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役CEO 社長執行役員:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」を2023年7月30日(日)にV19.0にバージョンアップいたしました。

今回のバージョンアップでは、V18.0より提供しているSkyVisualEditor LCの「フレキシブルデータテーブル」の機能追加を行いました。フレキシブルデータテーブルに検索結果レコードを表示する機能やExcel形式のファイル出力機能、演算子フィルター機能など、より便利に活用いただくための機能を追加しています。

またSkyVisualEditor VFについても、作成中のページデータを定期的にローカルへ保存する機能や、データテーブルの詳細パネルの表示速度の向上など、お客様の要望に応える機能が追加いたしました。

主なバージョンアップ内容は以下のとおりです。

<SkyVisualEditor LCバージョンアップ内容>

■検索フォームの検索結果にフレキシブルデータテーブルが利用可能に
検索フォームの検索結果レコードを表示する対象に、これまでのデータテーブルに加えて、フレキシブルデータテーブルを利用可能になりました。フレキシブルデータテーブルを利用する場合、レコードの参照のみとなりますが、より多くのレコードと項目をより速い速度で表示可能です。

画面1

■フレキシブルデータテーブルからExcelファイルを出力可能に
フレキシブルデータテーブルがExcelファイルの出力に対応しました。
フレキシブルデータテーブルを使用すると、Salesforce画面上で表示している項目、設定した列幅、ソート順でExcel形式の出力が可能なため、業務で使いやすいようにレイアウトのカスタマイズが可能となります。

画面2

■フレキシブルデータテーブルで演算子フィルターによるレコード絞り込みが可能に
フレキシブルデータテーブルのフィルタメニューに演算子フィルターが追加されました。 V18までは「条件値を含む」場合のレコード絞り込みのみ使用可能でしたが、V19からは「特定日時以降のレコードのみ表示」といったより詳細なフィルター設定が可能となります。

画面3

■フレキシブルデータテーブルに関連オブジェクトのレコードを表示可能に
フレキシブルデータテーブルをレコードページに配置している際に、表示中の親レコードに紐づく関連オブジェクトの子レコード(取引先に紐づく取引先責任者など)を表示可能になりました。
これにより関連する子レコードのみCSVやExcel形式で出力するといった利用が可能となります。

画面4

■フレキシブルデータテーブルのレコード件数表示が可能に
現在表示されているレコードの件数が、フレキシブルデータテーブルの右上に表示されるようになりました。

画面5

<SkyVisualEditor VFバージョンアップ内容>

■「ローカルへ定期保存」により、Studioでページ編集中の操作ミスも安心
Studioで作成中のページデータを定期的にローカル(Studioを実行しているPCのファイルストレージ内)へ保存する新機能「ローカルへ定期保存」が追加されました。
これにより「ページ作成中に操作を誤って項目や設定を消してしまった」といった際に、定期保存していた過去のページデータを読み込むことで解決することができます。
また、定期保存を実行する間隔(秒)や、保持する最大ファイル数(上限を超えた場合、古いデータを削除して新しいデータを保存します)を設定可能なため、ご利用の環境に合わせて最適な定期保存を実行いただけます。

画面6

■詳細表示ボタンによる詳細パネルの表示速度の向上
データテーブルの詳細表示ボタンを押下して詳細パネルにレコード情報を表示する際の速度が向上しました。
どの程度表示速度が向上するかは対象データテーブルに表示している項目数とレコード数に依存いたします。参考として1レコード30項目、レコード数500件の場合、V18と比較してV19では約7倍まで表示速度が向上したことを確認しております。

画面7

■Salesforce APIバージョンが56.0にバージョンアップ
Studioからページの新規作成、編集を行う際に生成するVisualforceページ、ApexクラスのSalesforce APIバージョンが56.0になりました。
Apexクラス拡張機能で実装している処理によっては、既存ページに動作影響が生じる場合がございます。必ずSandbox組織にて事前に動作検証したうえで、本番組織に反映するようご注意ください。
またAPIバージョンアップに伴い、Studio上でより多くの標準オブジェクトの項目が使用可能になりました。

表8 APIバージョンアップで使用可能になった標準オブジェクト項目

■より小さな幅の手書き項目を配置可能に
手書き項目の最小幅が50pxまで引き下げられ、より小さいスペースに手書き項目を配置可能になりました。

画面9

■SkyVisualEditorのダイアログ(プロンプト)部品に初期値の設定が可能に
SkyVisualEditor独自のダイアログ部品(V17.2追加機能)において、プロンプトダイアログをご利用されているお客様からのご要望にお応えして、プロンプトダイアログへ初期値の設定が可能になりました。
これにより、よく使用される値をプロンプトダイアログの初期値として設定しておくことで、ユーザの入力操作を簡略化することができます。

画面10

バージョンアップの詳細は、リリースノートにてご確認ください。
https://www.terrasky.co.jp/files/SkyVisualEditor_ReleaseNote_V19.0.pdf

SkyVisualEditorについて

Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツールです。マウスのドラッグ&ドロップだけで、簡単にVisualforceページの生成することができます。また、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行うことが可能です。

https://info.skyvisualeditor.com/

*本文中に記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。

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