クラリベイト社と国内初のインプリパートナー契約を締結
2024年9月27日
株式会社テラスカイ
クラリベイトと国内初のインプリパートナー契約を締結 知財管理システム「IPfolio」で知財DXを推進
株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 社長執行役員:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、Clarivate Plc(本社:英国 ロンドン、以下クラリベイト)と、9月5日に日本国内のインプリパートナー契約を締結しました。本契約では、知財管理システム「IPfolio ™」の日本における導入プロジェクトに関するパートナーシップについて合意しました。両社は、IPfolio™を活用したエンド・ツー・エンドの知的財産ライフサイクル管理を顧客が円滑に運用・活用できるよう、導入支援を行ってまいります。
【IPfolioについて】 IPfolioは、Salesforce上で動作する、知的財産(IP)のライフサイクル全体を管理するための統合プラットフォームです。製造業をはじめとする知的財産権を多く保有する企業に採用されており、IP管理の効率化と高度化を支援しています。
特許、意匠、商標などのIPを一元管理し、発明申請、研究、資産取得、ポートフォリオ管理まで、クラウド上でIPの全ライフサイクルをカバーします。
【契約の背景】 2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂により、知財情報の開示が義務付けられました。またグローバル市場で競争優位を保つためにもシステムを活用し、戦略企画策定を行う必要がありますが、適したシステムが存在しない場合やシステムが散在する場合は、必要な知財情報をまとめるだけでも膨大な時間を要します。
このため国内においてもグローバル企業を中心に「知財DX」の取り組みが進んでおり、なかでも海外の大手企業が採用しているIPfolioの導入を検討する企業が増えています。企業が自社の知財管理に即したシステム運用を早期に実現するために、AppExchange製品やSalesforceの導入実績が豊富なテラスカイが支援する運びとなりました。
Salesforce導入およびDXの支援実績が豊富なテラスカイと、知財マネジメント支援の知見を有するクラリベイト社によって、日本における知財DXを加速的に進めてまいります。
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社 IP事業本部 バイスプレジデント 小島 崇嗣 様 のコメント 現在、企業は知的財産(IP)を戦略的に活用し、ビジネス成長につなげることが当たり前のように求められる時代になりました。IPfolioは、そんな知財管理業務の全プロセスを効率化し、企業のイノベーションを加速させるうえで非常に有効なソリューションです。今後テラスカイ社とともに、日本企業の知財DXを推進してまいります。
株式会社テラスカイ 代表取締役CEO 社長執行役員 佐藤 秀哉のコメント この度のパートナー契約を大変喜ばしく思います。グローバルで展開する企業においては、システムを活用したIP管理がビジネス戦略上非常に重要だと認識しており、当社としてこの領域でご支援できることは大変光栄です。Salesforceの導入実績、AppExchange 製品の導入実績を生かし、お客様の知財DXを推進してまいります。
IPfolioの特徴
- <エコシステムとの連携>
- 発明者が容易にアクセス可能なポータルサイト
- シームレスに特許年金管理サービス等への依頼が可能
- システム上で海外代理人への指示や請求処理が可能
- <オペレーションの最適化>
- プロセスを自動化し各国の法対応やフレキシブルなワークフローを実現
- 特許や商標の各データベースとの連携が可能
- <データと分析情報の提供>
- レポート/ダッシュボードにより知財ポートフォリオの見える化を実現
- 特許スコアや権利化予測などインテリジェントな知財管理が可能
- 商標調査を自動化し意思決定を迅速化
https://clarivate.com/derwent/ja/solutions/ipfolio/
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