東京硝子器械、テラスカイと共創開発。販売管理システムを刷新
2024年9月10日
株式会社テラスカイ
東京硝子器械、テラスカイと共創開発。販売管理システムを刷新 Fujitsu GLOVIA OMを導入し、内製で迅速なシステム改修が可能に
東京硝子器械株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長 白井 一夫)は、株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 社長執行役員:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)が国内販売するクラウド型基幹業務システム「Fujitsu GLOVIA OM」(以下GLOVIA OM)を導入しました。プロジェクトは、東京硝子器械・テラスカイが共に開発する共創開発型で進行し、これにより内製で迅速なシステム改修が可能になりました。
【導入の背景】
東京硝子器械では、約20年前に導入した統合ERPパッケージがIT戦略を進めていくうえでボトルネックとなっていました。長年、業務プロセスの変更に対して運用側で対応してきたために、現行業務とは大きく乖離したシステムとなっていたことが大きな課題でした。
そこで同社では、カスタマイズ可能な販売管理システムの導入を検討。カスタマイズしやすいという魅力を持つSalesforceを高く評価していた同社で、Salesforceプラットフォーム上で稼働する基幹システムを前提に検討、最終的にGLOVIA OMを選定しました。
- 【プロジェクトの進め方と効果】
プロジェクトは、販売管理システムの基幹に近いバックエンド側をテラスカイが担当し、UIなどの業務の変化によってカスタマイズが必要となるフロント部分を東京硝子器械の開発チームが担当しました。
- フロント開発を東京硝子器械の社員が行ったことで、複雑な業務要件定義にかかるコミュニケーションコストを省略
- ベンダー側の対応領域を少なくし、フロント部分は開発およびリリース以降も内製対応することで、外部流出コストを大幅に削減
- 開発を通じてベンダー側が有するSalesforceの専門知識・ノウハウを得られ、東京硝子器械の社員のスキルアップや成長につながった
東京硝子器械では今回の共創開発体制に対して以下のメリットを挙げています。
【導入効果】
IT戦略上重視していた、基幹システム改修・改善における内製化体制を実現し、簡単な要望であれば迅速に対応し、週に1~2回のバージョンアップを実施しています。これまで東京硝子器械が抱えていた、システムに業務を合わせることで業務が非効率になり、さらにシステムと業務の乖離が広がってしまうという課題が解消されました。
また、DataSpider Servistaでシステム連携を行い、EDIによる注文や発注を実現し、仕入先とのFAXによるやり取りの削減、ペーパーレス化につながりました。
東京硝子器械では、今後はGLOVIA OMとECサイトや周辺システムとの連携を増やし、収益向上をめざしています。
テラスカイは引き続き、GLOVIA OMの改修や強化により、東京硝子器械の取り組みを支援してまいります。
<Fujitsu GLOVIA OMとは>
20年以上生産管理ERPを提供してきたGLOVIAのノウハウを、Salesforceのプラットフォーム上で提供するクラウド型基幹業務システムです。システム導入にあたりサーバー等の環境準備が不要なほか、SFA・CRMとのデータ統合により、二重入力の削減やデータ分析を行うことが可能になります。
https://glovia-om.terrasky.co.jp/
【イベント告知】
東京硝子器械株式会社 島村 徹様が『TerraSkyDays 2024』にご登壇します。
10月3日(木)14:15 - 14:45
共創の新時代。東京硝子器械が選択した「変化へ対応できるプロジェクト体制」
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